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見えないけれど欠かせない“海のしごと”を学生視点で発信する広報企画&地域連携プログラムに挑戦!

  • 執筆者の写真: 上天草 シェアラボ
    上天草 シェアラボ
  • 6月11日
  • 読了時間: 9分

更新日:13 分前

株式会社雄和海運


この企業について

雄和海運株式会社は、昭和60年に熊本県上天草市で創業された、内航海運を主軸とする地域密着の海運会社です。資材や燃料などの物資を日本各地へ届ける“海の物流”の現場で、貨物船の運航・船舶管理・船員派遣などを手がけています。


現在は、自社船3隻を含む8隻の貨物船を運用し、70名の海上スタッフと4名の陸上スタッフで日本の経済と暮らしを支えています。社内には現場経験豊富な社員が多く、ベテランと若手が助け合いながら、安全かつ安定した輸送を実現しています。


代表の浦山秀大さんは「もっと海運業を好きになる」をモットーに、社員が誇りを持てる職場づくりに取り組みながら、内航ミライ研究会の理事として業界の未来にも向き合っています。


“海から地域を支える”という想いを胸に、産業と暮らしを支える大切な仕事を、次の世代に繋げていくことを目指しています。


プロジェクト詳細

紹介

【上天草市の内航海運業の状況】

上天草市は、熊本県の西部、有明海と八代海の接する天草地域の玄関口に位置し、大小約 68 の島々で構成されています。市のほぼ全域が雲仙天草国立公園に含まれ、日本三大松島の一つにあげられる天草松島や龍ヶ岳及び白嶽をはじめとする九州自然歩道などの景勝地を有する自然景観に恵まれた地域です。

観光の印象が強い地域ですが、実は私たちの暮らしを支える“物流”である内航海運も、上天草の重要な産業となっています。内航海運業は、私たちの生活に欠かせない日用品や資材などを日本全国の港に船で運びます。国内貨物輸送の約4割を担い、日本の産業や私たちの日々の暮らしを支えています。また、トラックなどの陸上輸送と比べてCO₂排出量が少なくエネルギー効率が良いので環境にやさしい輸送法として、今日とても注目されています(排出するCO₂はトラックの5分の1)。船で日用品や資材などを輸送するこの仕事は、表には出にくいものの、日本のインフラを陰で支えています。


【雄和海運について】

雄和海運は、昭和60年(1985年)に熊本県上天草市で創業された、内航海運を主軸とする地域密着型の海運会社です。内航海運、船舶管理、船員派遣などの事業を手がけ、日本の物流インフラを海から支える存在として、着実に成長を遂げてきました。


現在は、貨物船5隻の管理と3隻の自社船を保有し、全国の港と港をつなぐ重要な役割を担っています。70名の海上スタッフと4名の陸上スタッフで構成されるチームが、日々、日本の経済と暮らしを足元から支えています。


代表取締役を務める浦山秀大さんは、若くして事業を継承し、「もっと海運業を好きになる」をモットーに、社員が誇りを持って働ける職場づくりに注力しています。ほかにも、「熊本県海運組合」の理事長や「内航ミライ研究所」の代表幹事も務めながら、次世代にバトンをつなぐ取り組みにも力を入れています。


雄和海運が大切にしているのは、「安心とは感じていただくもの」「人は何よりの宝」「チームワークには未知の可能性がある」という3つの理念。社会を支える“海のしごと”を、次の時代へ繋いでいくために、挑戦を続けています。



【課題と目指す姿】

上天草市や全国の多くの地域と同様に、海運業界でも人手不足が深刻な課題となっています。特に内航海運は、高給で、長期休暇があるという魅力がありながらも、仕事の内容が広く知られておらず、仕事の選択肢として考えることが少ない現状があります。雄和海運においても、現場では日々奮闘する仲間たちがいる一方で、新たな担い手がなかなか現れず、将来への危機感が高まっています。


そんな中で雄和海運は、「もっと海運業を好きになる」会社であることを掲げ、社員一人ひとりのやりがいや思いを、もっと多くの人に伝えていきたいと考えています。船員は「2か月船に乗って1か月休む」という独自のリズムが基本です。長期の休暇が取れるため、「家族とのまとまった時間を確保したい人」や「海外旅行好きの人」にはぴったりの仕事です。趣味や学びにじっくり取り組める、そんな働き方の魅力もあります。

会社の魅力や仕事の意義を“見える化”することで、次世代の人材が興味を持ち、海のしごとに関わるきっかけを生み出したい。さらに、今後は地域の高校生へのキャリア教育や、業界全体のブランディングにもつながるような、持続可能な取り組みへと育てていく構想です。



【プロジェクトの内容】

このような背景のもと、雄和海運では「もっと海運業を好きになる」を合言葉に、自社の課題解決と業界全体の活性化を目指して発信活動に取り組んでいます。今回のインターンシップでは、その一翼を担うメンバーとして、若者ならではの視点で“海のしごと”の魅力を掘り起こし、届ける体験に挑戦してもらいます。


まずは、実際に事務所や、場合によっては現場を見学しながら、内航海運という仕事や雄和海運の歴史・価値観を理解するところからスタート。その後、社員インタビューや動画撮影などを通じてSNS発信用のコンテンツ制作に取り組んでいきます。内容は「なぜこの仕事を選んだのか」「どんなやりがいがあるのか」などの“リアルな声”を引き出すことがポイントです。


さらに、企業と地域の未来をつなぐ活動として、CSR企画の立案も行います。例えば、地元の高校生向けに海のしごとを伝える“出前授業”や、親子向けの体験イベントなども想定されています。


ただ紹介するだけではなく、「伝え方」「魅せ方」にも工夫を凝らしながら、海運のしごとに関わる人や地域の未来に寄り添った企画を一緒に考えていきましょう。

プロジェクトのミッション

船に乗れるかも⁈ 海運のリアルを学生の目線で発信!

船員不足、業界PR課題に挑む!上天草発、海運の魅力を若者視点で発信する1ヶ月。現場体験+企画


仕事内容


○海運業や関係者を知る(1〜2週目)

まずは雄和海運の事務所や、場合によっては船の現場を見学・体験しながら、会社の歴史や役割、内航海運の仕事について学びます。社員の方とのコミュニケーションや資料読み込みを通して、業界の理解を深めましょう。(資料の改善案も出してください。)また、企業のSNSや発信物の現状を把握し、「何が伝わっていないのか」「どんな切り口で魅力を伝えるべきか」を考えながら、改善ポイントを探していきます。


○魅力発信に向けたコンテンツ企画と制作(2〜3週目)

業界理解が深まったら、発信企画へと移ります。SNS(Instagramなど)で発信するためのコンテンツ案を考え、社員インタビューやショート動画の撮影・編集、投稿文の作成に取り組みます。特に「なぜこの仕事を選んだのか」「どんな瞬間にやりがいを感じるか」など、現場の“本音”を引き出すことを大切にしてください。


○CSR企画の立案と発表(4週目)

SNS投稿の反応をふまえながら、1年間(必要に応じて6か月分)を想定したSNS投稿計画を作成します(週1〜2本ペース)。可能であれば、予約投稿まで完了させてください。また、3週目までの業界理解を通じて、「海の仕事教室」などのCSR・地域連携企画の提案も行い、雄和海運が今後地域とどう関わっていけるか、学生ならではの視点でアイデアを練りましょう。

最終日は、社員や地域関係者を前に、1ヶ月の成果をプレゼン形式で発表。フィードバックを受けながら、提案内容をブラッシュアップしていきます。


インターン生に期待する成果

  • 海運業に対する興味関心やギャップの把握(インタビュー・調査等)

  • 会社紹介資料や採用ピッチ資料の改善提案

  • SNSや動画などの発信コンテンツの企画・制作

  • 高校生や地域住民向けのCSR活動アイデアの立案(例:出前授業・体験イベントなど)


インターン修了時に得られる経験

  • 働く人々の“リアルな声”を引き出し、魅力を言語化・発信する力(企画力・編集力・発信力)

  • SNSや動画などを活用した情報発信の実践スキル(マーケティング的視点)

  • 地域と連携したCSR企画の立案・プレゼン経験(共創力・提案力・主体性)

  • 「知られていない魅力」を掘り起こし、形にする0→1のプロジェクト推進経験(実行力・創造力)

活動するフィールド

【仕事場所】

  • 雄和海運 〒861-6101 熊本県上天草市松島町阿村230-1

※宿泊先の小松屋渚館から11km、スクーターで約20分


【宿泊場所】

  • 小松屋渚館の空室(個人部屋) 〒869-3603 熊本県上天草市大矢野町中10044-3

  • 宿内のシェアキッチンを無料で利用が可能です。各自で自炊をしてください。

  • 宿内のコインランドリーが利用可能です(有料)

  • 宿内の温泉施設を無料で利用可能です(宿泊のお客様の迷惑とならないように配慮をお願いします)

  • 活動や日常生活などのために利用できる原付スクーター(ヘルメット付)をレンタルします。(レンタルにかかる費用の学生負担はありません。)

  • セブンイレブンまで2.2㎞(スクーターで約5分)、スーパーまで4.8km(スクーターで約10分)、魚釣りができる港まで徒歩0分(小松屋渚館前や柳漁港など)


対象

  • 募集人数:2人

  • 高校生の応募:不可

  • 50ccの原付スクーターバイクの運転ができる人(「原動機付自転車免許」や「普通自動車運転免許」などを持っている人。応募時点で運転の経験がなくても大丈夫です。原付スクーターの運転が未経験の方には、はじめにスクーターの乗り方を説明します。)

  • やる気のある方


活動条件

【参加型】

  • 住み込み


【プログラム参加にあたっての流れ】

1.インターンにエントリーする


2.地域コーディネーター(※1)と面談設定

エントリー後コーディネーターからメールで日程調整の連絡をお送りします。


3.コーディネーター面談の前日までに、エントリーシート記入&提出

エントリー後、コーディネーターよりエントリーシートをメールでお送りいたします。


4.送付されたWEB会議URLより、コーディネーター面談に参加 @ オンライン

想像しているプロジェクトと差異はないかなど、合否が出る前に全ての不安を解消するためコーディネーターと個別面談します。


5.送付されたWEB会議URLより、企業面接に参加 @ オンライン

企業との面接は合否を決定する重要な場です。一緒に働きたい人か、自己投資する価値があるかどうか、企業側も学生もお互いにしっかり判断します。その後合否を地域コーディネーターより連絡いたします。

※1 地域コーディネーター:

地域の受入企業とインターン生との間に立ち、双方の要望や相談をもとに企業と学生それぞれにメリットのあるプロジェクトを設計しています。エントリーに関わる面接やインターンシップ中の日報の確認なども地域コーディネーターが行います。トラブルや相談事への対応など皆さんに寄り添いサポートしてくれる頼れる存在です。


【プログラム開催中のスケジュール】

-8月17日 上天草への移動日

8月17日に上天草に到着するように移動してください。


-8月18日〜9月19日 インターンシッププログラム実施

受入企業のもとでンターンシップを行います。


-9月19日 成果報告会

成果報告会を開催します。


-9月20日 上天草市からの移動日

上天草市から自宅へ移動してください。


※現地での活動期間については、調整可能です。エントリー時にご相談ください。


【活動時間】

土日含む週5日(フルタイム)

※休日:指定する平日2日間(※日程の相談可)

※稼働時間: 08:30〜17:30



【支給等】

  • 食費等の補助として1人あたり20,000円の活動支援金を支給します。

  • JR三角線「三角駅」もしくは九州産交バス「さんぱーる」バス停からは送迎します。

  • 宿泊にかかる費用の学生負担はありません。

  • 活動や日常生活などのために利用できる原付スクーター(ヘルメット付)をレンタルします。(レンタルにかかる費用の学生負担はありません。)


【インターン生負担費用】

  • 滞在中の食費、生活費等

  • 交通費


インターン生へメッセージ


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基本情報

企業名:株式会社雄和海運

代表者:浦山秀大

設立:昭和60年

従業員数:海上 70名 / 陸上 4名

webサイト:http://yuwakaiun.com/

 
 
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